初夏を彩るテーブルマット納品 その1

西宮市夙川のTIMELESSさん へ初夏を彩る、テーブルマットを納品させて頂きました。
納品先TIMELESSさんは北欧家具(新作・1950~60年代に製作されたビンテージ品)と照明、ラグ、オリジナル家具,日本国内の作家による家具や織物、その他国内外のアーティストの絵画、版画などから選りすぐって紹介をしていらっしゃいます。
(TIMELESSさんのHPより一部引用させて頂いてます)

納品させて頂いた織小物は異なる天然繊維を組み合わせグラフィカルでありながら
クールになりすぎないデザインを工夫しています。

① 抄繊糸+SILKのテーブルマット
   一見ミスマッチのような素材の組み合わせ同士ですが
 織り方とデザインを工夫する事で全体的に調和するテーブルマットに

 仕上げてあります。

この抄繊糸とSILKですが京都の染屋さんに希望の色で染めてもらいました。
京都の造り酒屋と同水系の井戸から汲み上げる湧水で染め上げた糸の色彩には冴えがあります。

身に纏う布にも使われている事があるいわゆる抄繊糸(しょうせんし)は、三椏や楮などを原料に手で漉いた和紙を糸にしたものですが、この糸はレーヨンによる糸だそうです。レーヨンとは?!と調べてみると天然セルロース(木材、パルプ)を溶解し糸に再生した再生繊維の事だとか。
環境にやさしい日本独自の糸というのも気に入ってます。

夏に向けた素材として表現の領域も広がりそうです。

抄繊糸の特徴は
・軽い
・さらっとした感触
・ドライ感と通気性がある
・毛羽が少ない
・麻以上にハリとコシがある


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